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最新更新日時: 2010年08月24日 13時21分
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巨人譚 (光文社コミック叢書SIGNAL) (光文社コミック叢書“シグナル” 19)
最近のバイオの黙示録と同様、長年にわたって発表してきた短編が、後でつながっていくというスタイル。
ただ、第一部と第二部に分かれていて、第一部はタイトルどおりギリシア神話系の巨人譚なのだが、第二部はこれまで「聊斎志異」系シリーズに掲載されてきた中国故事的内容なので、帯のコピーは微妙で、五行先生と阿鬼の冒険を楽しみにしている自分にはちょっと残念だが、読めるだけでも幸せなのでよしと。
そういった引き出しをたくさん持っている諸星氏が、今もって第一線で活躍しているのはうれしい限りである。
モーニングの連載も長く続いて欲しい。
極端かもしれないけど、陽の手塚治虫、陰の諸星大二郎みたいに思っている。
作成: 2009年02月15日 00時17分 / 更新: 2009年02月24日 02時00分

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