音楽の流刑地 >> 過去ログ >> アメリカ、レコード界の内幕―元CBS社長クライブ・デイビスの告発 (1983年)

最新更新日時: 2011年01月25日 04時52分
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Davis, Clive
Forbes, May 23, 1994. Los Angeles Times, April 17, 1990; November 17, 1990; November 21, 1990; July 19, 1994. Newsday (Long Island, NY), March 14, 1990. Newsweek, June 11, 1973; July 7, 1975. New York Times Magazine, April 24, 1977. Rolling Stone, July 3, 1986. —Anne Janette Johnson
(Davis, Clive – FREE Davis, Clive information | Encyclopedia.com: Find Davis, Clive research)
作成: 2010年01月15日 07時00分 / 更新: 2010年01月15日 07時05分
"新たな息吹を吹き込む"公式
アルバムのマーケティングの手段として当然考えられることは、収録曲にオリジナルのヒット・シングル曲を入れることです。では、名前は知られているがオリジナル・ヒットに恵まれないアーティスト場合はどうしたのでしょう? クライヴはそうしたアーティストに"新たな息吹を吹き込む"公式を作りました。 それは誰もが知っている他人のヒット曲をカヴァーするという方法でした。 アンディ・ウィリアムスの場合、例えば当時ヒット中の映画音楽のテーマを誰よりも早くカヴァーしたり、いち早くビートルズ・ナンバーをカヴァーしたりすることによって、オリジナルにひけを取らないアンディー版のヒット曲を作ってしまったのです。 クライヴがその"公式"を使ったのが'60年代の終わりとすれば、'40年前の公式が形を変えて現代にも通用しているといえるでしょう。 クライヴは言います「人はレコード(CD)の裏をみて、1曲でも自分が知っている曲が多いものを買うと・・・・」。
(Column 〜The Seasoning of Songs〜|フジパシフィック音楽出版)
作成: 2010年01月15日 07時20分 / 更新: 2010年01月15日 07時20分
INSIDE THE RECORD BUSINESS
INSIDE THE RECORD BUSINESS
アメリカ、レコード界の内幕 -元CBS社長クライブ・デイビスの告白-」(原題「INSIDE THE RECORD BUSINESS」)。初版が昭和58年(1983年)。 '60年代〜'70年代を彩る米(含:英)のアーティスト(順不同)ジャニス・ジョプリン、ブラッド・スウェット&ティアーズ、サンタナ、ジョニー・ウィンター、マイルス・デイビス、サイモン&ガーファンクル、トニー・ベネット、バーブラ・ストライザンド、ドノバン、ボブディラン、ピンクフロイド、シカゴ、ロギンズ&メッシーナ、デイブ・メイスン、ブルース・スプリングスティーン、ビリー・ジョエルなど、元CBS社長(後ARISTA)クライブ・デイビス(Clive Davis)氏が関わりった数え切れないアーティストの発掘やヒットメイキングの秘話、契約獲得競争の話などがこの本に記されている。'80年代後半位までミュージックライフをよく買っていたが、ミュージックライフ3年分よりこの1冊の方が、なによりの洋楽のテキストになったような記憶がある。
(さらちゃんのジョージ大好き:O:S: コロンビア>CBS>ソニー (クライブ・デイビスの本))
作成: 2010年01月15日 07時05分 / 更新: 2010年01月15日 07時20分
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